スタッフブログ

プジョー三重四日市の　福島　です。

試乗車の　『３００８ＧＴ　ＨＹＢＲＩＤ』を借り、ワンデー試乗をしてきました。

今回も前回『ｅ２０８ＧＴ－ＬＩＮＥ』の試乗レポートと同様に。高速道路と一般道のミックス
での走行フィールとバッテリー消費の使用状況をレポートいたします。

バッテリーはフル充電、ガソリンも満タン。

オドメーターは　３５ｋｍ　からスタートです。

『４ＷＤ』『ＳＰＯＲＴ』『ＨＹＢＲＩＤ』『ＥＬＥＣＴＲＩＣ』の４つのモードセレクト
があります。

ここは『ＨＹＢＲＩＤ』を選択してスタート。

走行し始めると、ほぼ『ＥＬＥＣＴＲＩＣ』での走行がメインですが、アクセルを強く踏み
込んだ時にはエンジンパワーのアシストが入ります。

通常のアクセル開度では、完全にＥＶ車で音も静かです。
アクセルオフにすると、ＥＶ車と同様に回生ブレーキが働きバッテリーに充電をしてくれます。

目的地に到着した時点で、オドメーターは　１０９ｋｍ。
走行距離は　７４ｋｍ。

走行シーンは、四日市をスタートし三重川越ＩＣから岡崎ＩＣまで高速道路を経由し岡崎市内の
目的地までという状況です。

左側の燃料計はほぼフルの状態ですが、右側のバッテリー表記は２／３程度を使用し下段に表示
される走行可能距離は　２０ｋｍ　となっています。

スタート時の表示が　５８ｋｍ　でしたので、実際の走行距離からすると２倍近く走っている
ことになります。
ＥＶ車の電池残から出されるこの走行可能距離は、走行状況によって大きく変動するのであまり
当てにならないですね。

ただ、高速道路走行が中心でアクセル踏みっぱなしの状況が多い走行でありながら、走行可能距離
が大幅に減っていないのは、エンジンのパワーも時折アシストしていることによるのかもしれません。
やはりここがＥＶ車との大きな違い、ということになるのでしょう。

再び岡崎より今度は国道１号経由で豊田南ＩＣより三重川越ＩＣ経由で四日市まで戻ってきました。

帰着時のメーターはこちら。

戻りの高速道路を走行している間で右側のバッテリー表示は０になり、その後はエンジンが始動。
エンジン走行中は前輪を駆動させながら、時折バッテリーにも充電電力を送っています。

バッテリーに電力が溜まるとバッテリーが後輪を駆動させます。

走行中は車両のコンピューターがバッテリーの状態を監視しながら、このような制御をして
ハイブリッド走行をしています。

全行程での平均燃費は　約２６．３ｋｍ　という結果となりました。

この試乗でわかったのは

・バッテリーの充電がある状態では、基本的にＥＶ走行をする
・バッテリーの充電が無い状態では、エンジン駆動に切り替わるが走行中にバッテリーへ充電
　をしながらハイブリッド走行をする

バッテリー充電が無い状態でどれぐらい走行するかで、燃費は大きく変わると思いますが、
ご自宅で充電設備を備え毎日自宅で充電できる環境にあれば、ＥＶ走行中心の走行で使用
できますから相当燃費が良い乗り方ができると思います。

ＥＶ車　と　ＨＹＢＲＩＤ車　については、私達もまだまだ勉強不足が否めませんので、これから
勉強しながら情報提供していきます。