プジョー三重四日市の 福島 です。
WorldRX第12戦は、11/24(土)~11/25(日)南アフリカ・
ケープタウンにあるキラーニーインターナショナルレースウェイで開催
されました。
初日のQ1、Q2終了時点の結果
1. S.ローブ(プジョー208)
3. T.ハンセン(プジョー208)
7. K.ハンセン(プジョー208)
Q1でS.ローブとT・ハンセンが1-2を独占。ローブはQ2では全体の6番手
タイムだったが、中間リザルトでトップに立って2日目に臨む。
2日目もS.ローブは好調を維持。Q3、Q4で2番手タイム、セミファイナル
進出を決める。
T.ハンセンはQ3は3番手、Q4は4番手タイムでセミファイナル進出を決める。
K.ハンセンも苦戦しながらもセミファイナル進出。
セミファイナル1 では、T.ハンセンが2位、K.ハンセンが3位で2台共に
ファイナル進出を決める。
セミファイナル2 では、S.ローブが3位でファイナル進出を決め、3台
全てがファイナルのスタートラインに立つことになった。
そして迎えたファイナルレース。
S.ローブとT.ハンセンは2列目、K.ハンセンは3列目からのスタート。
オープニングラップの1コーナー。
大きく右へ回りこむコーナー出口で、フロントロー左からスタートの
P.ソルベルグ(VWポロ)がアウトに膨らみ、その隙をS.ローブ、
T.ハンセンが突く。
しかし更にその内側から、3列目右側からスタートのM.エクストローム
(アウディA1)がうまく立ち上がってくる。
連続する複合コーナーを過ぎ、T.ハンセンが4位、K.ハンセン 5位、
S.ローブ 6位と3台共ライバルに先行されてしまう展開に。
T.ハンセンとS.ローブはこの周にジョーカーラップを早々に消化し、
先行するライバルをクリーンラップで追いかける作戦に。
しかし、P.ソルベルグ(VWポロ)が大きくスピンし減速したところに、
後ろから来たT.ハンセンが追突してしまい、2台共に走行不能でリタイア。
S.ローブは間一髪でこの2台を交わし、先行するライバルを追う。
K.ハンセンが2周目にジョーカーラップを周りコースに戻るタイミングで、
S.ローブが前に出て3位に浮上。
M.エクストローム(アウディA1)が3周目にジョーカーラップを周り
コースに戻るタイミングでは、M.エクストロームがS.ローブの前に。
2台はテールトゥノーズで周回を重ねるが、S.ローブは最後まで前に出ること
はできずこのままフィニッシュ。
世界RX 南アフリカ ファイナル結果
1. J.クリストファーソン(VW・ポロR)
2. M.エクストローム(アウディS1)
3. S.ローブ(プジョー208)
4. K.ハンセン(プジョー208)
5. P.ソルベルグ(VW・ポロR)リタイア
6. T.ハンセン(プジョー208)リタイア
ドライバーズポイントランキング(第12戦終了時点)
1. J.クリストファーソン(VW・ポロR)
2. M.エクストローム(アウディS1)
3. A.バックラッド(アウディS1)
4. S.ローブ(プジョー208)
5. P.ソルベルグ(VW・ポロR)
6. T.ハンセン(プジョー208)
7. N.グロンホルム(ヒュンダイi20)
8. K.ハンセン(プジョー208)
11戦終了時点で2位のM.エクストローム(アウディS1)から、5位の
S.ローブ(プジョー208)まで、わずか7ポイント差で、この12戦の結果
により入れ替わる可能性もあった2位、3位争い。
しかし、M.エクストロームが4人のうちの最上位でゴール、P.ソルベルグが
リタイヤしたため、3位となったS.ローブはポイント獲得数でP.ソルベルグ
を上回り、総合ランキングを4位に上げた。
これで今シーズンのWorldRXは終了。
プジョーは来シーズンのWorldRX参戦休止を発表していることは、
すでに11月のブログでお伝えしたとおり。
パリ・ダカールラリーへの参戦も昨年限りで終了してしまったので、プジョー
の来シーズンのモータースポーツねたが無くなってしまいましたね。
また新しい話題が出てきましたら、取り上げたいと思いますので、お楽しみに。