プジョー三重四日市の 福島 です。
WorldRX(ワールドラリークロス選手権)に参戦する
プジョー・スポールは、2018年シーズン限りでラリークロス
への参戦活動を終了すると発表しました。
WorldRXは、当初2020年からレースで使用するマシンを
すべて電動化する方針でしたが、「参加マニュファクチャ
ラーにプランを練る猶予を与える」ために2021年に導入を
延期。
先日行われたWMSCワールド・モータースポーツ・カウンシル
でも延期が承認されました。
プジョー・スポールによれば、電動化が1年先送りにされた
ことでブランドの戦略と齟齬が生じたこと、2020年に向け
て開発を進めている電動(EV)スポーツカーへリソースを
集中させるため、という理由からWorldRXでの活動を終了
するという決断を下したということです。
2018年のWorldRXにはプジョーのほか、フォルクスワーゲン、
アウディなどがワークス参戦していますが、一部海外
メディアはアウディも2018年限りでシリーズから撤退する
と報じています。
プジョーがシリーズから撤退してしまうのは、とても残念
ですが、2021年の新シリーズのシーズンに向け、次世代EV車
のレースカー開発に注力し、強くて早い車を開発してくれる
ことを期待します。